高齢社会の進展により救急需要は全国的に増加しております。弘前地区消防事務組合管内でも、令和5年の救急件数は過去最高を記録しました。
救急出動件数を時間帯別に見ると、8時~16時の日中時間帯が約50%を占めています。また、転院搬送(※)も日中に集中しており、同時間帯が約70%を占めています。※医療機関から別の医療機関へ患者を搬送すること
日中の救急需要に対応するため、令和5年度に試験運用を2回実施しました。
試験運用の結果は以下のとおりです。
※指導的立場の救急救命士で、救急隊長としての実務経験や医師の具体的な指示が必要な特定行為(気管挿管等)の成 功件数等、定められた要件を満たすことで青森県メディカルコントロール協議会から認定されます。
試験運用の結果を踏まえ、令和6年6月4日(火)8:30から暫定運用を開始します。
試験運用では全事案対応の2回目でより高い効果を得られましたが、予備の救急車を使用している等、車両や資器材に課題があるため、転院搬送に限定し暫定運用します。
今後は新規に車両や資器材を配備し、全事案対応とする方針です。
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