
この時期は空気が乾燥し風が強い日が多いため、火災が起こりやすく、山火事や畑の枯草が燃える火災が多く発生しています。
令和4年4月1日から4月24日まで、即報値ですが当事務組合管内では火災が30件発生、このうち19件が伐採した枝や枯草を焼却した火が燃え広がり火災となっています。なかには建物に火が燃え移り、被害が拡大してしまった事例もあります。
火災に遭われた方は、「ほんの少し目を離しただけだった。」とか「こんなにすぐに火が拡大するとは思わなかった。」などと話されています。
当事務組合の過去5年における出火原因の1位は、この焼却火であり、年間の火災発生件数の多くを占めています。
家庭から出るゴミの焼却は禁じられていますが、農業を営むためにやむを得ず伐採した枝などを焼却するときは、以下のことに注意してください。
1.風の強い日は燃やさない。
2.一度に大量に燃やさない。
3.燃やしている時は目を離さない。
4.消火用の水バケツなどを準備し、火が完全に消えるまでその場を離れない。
皆さんの大切な命と財産を守るためにご協力をお願いいたします。
担当 弘前地区消防事務組合 消防本部 予防課
電話 0172-32-5104