救助工作車(きゅうじょこうさくしゃ)
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救助工作車(きゅうじょこうさくしゃ)には、やく200種類(しゅるい)以上(いじょう)の資機材(しきざい)をつんでいます。
エンジンカッター
小型(こがた)エンジンを動力(どうりょく)にして、先端(せんたん)についているまるい刃(は)を高速回転(こうそくかいてん)させることにより、鉄(てつ)やコンクリートを切断(せつだん)することができます。
スプレッダー(油圧器具(ゆあつきぐ))
エンジンポンプにより発生(はっせい)した油圧(ゆあつ)で、器具(きぐ)のアームを開閉(かいへい)させます。
交通事故救助(こうつうじこきゅうじょ)の現場(げんば)でおおく使用(しよう)されています。車内(しゃない)にとじこめられたりしている場合(ばあい)、ドアの隙間(すきま)に先端(せんたん)をさしこみ広(ひろ)げることによりドアを破壊(はかい)し救出(きゅうしゅつ)します。
そのほかにもジャッキやカッターという器具(きぐ)もあります。
マンホール救助器具(きゅうじょきぐ)
マンホールや立坑内(たてこうない)の深(ふか)いあなから、ひきあげ救出(きゅうしゅつ)するための器具(きぐ)です。
化学防護服(かがくぼうごふく)
有毒(ゆうどく)ガスや液体(えきたい)などのきけんな物質(ぶっしつ)がある場所(ばしょ)で、隊員(たいいん)があんぜんに作業(さぎょう)できるように防護服(ぼうごふく)で全身(ぜんしん)をまもります。
救急車内の様子
救急車(きゅうきゅうしゃ)の中には、いろいろな資機材(しきざい)をつんでいます。
心電図モニター
けが人(にん)やくるしんでいる人(ひと)を救急搬送(きゅうきゅうはんそう)するとき、心臓(しんぞう)のうごきや血圧(けつあつ)などを測定(そくてい)し、からだの状態(じょうたい)を観察(かんさつ)することができます。
AED(えーいーでぃー)
正常(せいじょう)にうごくことができなくなった心臓(しんぞう)に、電気(でんき)ショックをおこなう機械(きかい)です。
最近(さいきん)では、学校(がっこう)や大型(おおがた)スーパーなどにも設置(せっち)されています。
ストレッチャー
けが人(にん)やくるしんでいる人(ひと)をベッドにのせて、はこびます。高(たか)さや角度(かくど)をかえることもできます。